こんにちは。
木曜日スタッフブログ担当の関根です。
今日は『速さ』や『割合』の問題を解く際の、分数を含む計算に注目してみます。
エース学院でも、分数(割り算)を含む計算で、考え方や式はあっているのに、計算の途中で止まってしまう生徒さんを見かけるので、参考にしていただければと思います。
簡単な例を出します。
時速300kmで走る新幹線、10分間で何km進みますか。
『速さ』の基本問題ですね。
単位をそろえてから、「道のり=速さ×時間」の公式を使えば簡単に導き出せます。
この単位をそろえる際に、「時速⇒分速」と変換し考える場合は何も問題ありません。
300(km/時)÷60=5(km/分)
5(km/分)×10(分)=50km
ですが、単位をそろえる際、「分⇒時間」と変換して考える場合に問題が起こります。
10(分)÷60=0.166666...(時間)
0.166666...時間???割り切れない??と、止まってしまいます。
このような場合は、計算は後回しで、割り算を分数の形にして式を立てて、最後に計算しましょう。
300(km/時)×10/60(時間) =50(km)
このように式を立てれば、もちろん割り切れますし、約分ができて計算もとても楽になります。
『速さ』や『割合』の問題を解く際に、意識して割り算を分数にして計算するようにしてみてください。
寒い日が続きます。風邪に気をつけてください。
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