こんにちは!
エース学院で帰国子女英語・英語を担当している講師の森です。
さて、今日は不思議なタイトルですが、以前にも取り上げた英語の発音とスペルとの紐付けも含めて実践的な英語力のお話させていただきます。
以前、たまたま飛行機で隣に座っていたオーストラリア人の女の子と話をしていたときに、
「私はアイスクリームショップでアルバイトしているのだけど、日本人のお客さんにバナナ味を注文されて渡したら、違うって言われることがよくあるの。何でだと思う?バニラ味を注文していたみたいなのよ。」
と言われたことを今でも鮮明に覚えています。
なるほど、日本語の"バニラ"の発音は無理やり英語にしてみると”banila"といった感じなので、"banana"だと思われてしまったのですね!
英語では"vanilla"と日本語にないVの発音を含みます。
たとえスペルが分かっていても、正しく発音できないと伝わらないというこの悲しい出来事を当時の私はバナナ事件と名づけました。
せっかく英語を勉強する子どもたちにはこんな悲しい思いをしないように、発音の重要性を伝えたいと常々思っています。
また、正しい発音と正しいスペルをしっかり紐付けすることも重要です。
では、いきなりですがテストです!
以下の単語の発音と意味を言えますか?
1.hut
2. flesh
3. glow
4. son
5. broom
○こたえ○
1. 小屋 :hat(帽子)ではありません!
2. 肉:fresh(新鮮な)ではありません!
3. 光る、輝く:grow(成長する)ではありません!
4. 息子:ソンと発音していませんか?
5. ほうき:bloom(花開く)ではありません!
どうでしたか?
次は日本語を英語に直してください。
1. ビジネス
2. おめでとう!
3. 島
4. 2月
5. ナイフ
○こたえ○
1. business:以外にはじめのbusi-のところでミスがありませんか?
2. Congratulations!:RとLの位置が入れ替わったりしていませんか?
3. island:sを忘れていませんか?
4. February:月のスペルの中で苦手な人が多いのが2月だと思います。
5. knife:kを忘れていませんか?
いかがでしたか?
痛いところを突かれた!という方もいらっしゃるかと思います。
なんとなくで覚えていると、こういった落とし穴が待っています。
バナナ事件に遭わないためにも、日頃から正しい発音・スペルを心がけましょう!
英検が今週末に迫ってきました。
今週も全力で子どもたちを応援します!
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