誉め育ての続きです。(夏休み、生徒たちからのリクエストまでお話ししました)
夏期講習が終わりに近づき、生徒たちから塾に泊まりながら勉強したいという希望が出てきてしまったのです!勉強合宿!?
夏休みの勉強だけでは足りないのかい君たち!!
とこちらが心配してしまうような要求です。
そこでこれは勉強するいいチャンス!
6年生・5年生限定の一日合宿を塾で行いました。
4年生の耳にももちろんそれは伝わり、どうしても参加したいと言われましたが、
今回は来年もあるよと丁寧にお断りしました。(笑)
合宿と言っても宿泊なしの半日勉強会です。でも、一体だれが担当するのか。。。
スタッフはスタッフで夏期講習の激務で結構ヘトヘトです。
塾長の私もかなり疲れていましたが、通常授業でもどうしても時間数が少なくなってしまう社会を一気に復習できるチャンス!と内心はガッツポーズです。
もう少し詳しく言うと、中学受験で扱う歴史の外交史を一気に行いました。
日本史を学ぶと分ってくることですが、
外国との関わりによって私たちの国は発展し、また影響を受けながらも独自のシステムを持つようになって行きました。歴史のターニングポイントに外国からの影響はとても大きいのです。
ですから歴史の背骨として外交史を押さえる事はとても大事なのです。
簡単な年表レジメにどんどん関連事項をノートしていきます。
すると、日本史がすっきり見渡せます。
もしこのブログを読まれていて、ご興味ある方がいらっしゃれば、
A3のシート1枚ですのでお分けいたします。塾の窓口にいらして頂ければいつでもお渡しいたします。もちろん他塾の生徒さんでも構いません。
話を戻して、その合宿授業で通史を数時間で終え、どの位頭に残っているかのチェックをするとびっくりするほど答えられる。まあ、小6は以前に歴史は一通り終えているからなのですが、教える側として嬉しかったのは項目暗記に陥っていないところです。繋がりが分かっている。まさにここは国語力重視できてよかった。まとめる力、浸透してきているなと思いました。
また事柄を忘れにくくするためにイメージ化しやすい特別エピソードを盛り込みますが
しっかりそれも受け取ってくれました。(むしろ子供たちはそこが聞きたいようです。いわゆる歴史雑談です。)そんなこんながあっての国語合宿のリクエストなのでした。
入試まであと3か月、多くの受験生の中には社会に手こずっているお子様もいらっしゃると思います。困っている子もいるかと思います。項目暗記だけではすぐに頭が一杯になってしまいます。是非つながりで、因果関係を意識して学習を進めてください。
つづく
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