こんにちは!スタッフブログ土曜担当の大場です。
最近急激に冷え込んでいましたが、今日はぽかぽか天気ですね!
本日も、小6生たちは直前講習で過去問に取り組んでいます。
今回で3回目。
徐々に学校の傾向も掴め、ペースが分かり始めてきたのではないかと思います。
点数自体に一喜一憂せず、
取れるはずだった問題、もう少しで取れそうな問題を徹底的に復習しましょう!
自分の取りこぼした問題にこそ、これからの成長のもとが隠れています!
さて、中学受験の学校選びシリーズも今回で3回目です。
今回のテーマも、入学後を大きく左右する選択の1つをお届けします。
③大学付属?大学受験?
中学受験の段階で、その後を大きく分ける選択の1つが、
大学付属の中高一貫校に進学するか、それとも大学受験をする前提で付属のない学校に進学するか
です。
もちろん、付属校に入っても外部受験をする場合もあれば、
大学ではない道に進む場合もあると思いますが、
中学受験の学校選びの段階で、
ある程度大学受験をするつもりか、しないつもりか考えておく必要があります。
大学受験をするか、しないかというのは、
中学高校の6年間をどう過ごしたいかというビジョンによっても決まってきます。
それぞれのメリット・デメリットはこのようなところでしょう。
大学付属
≪メリット≫
・中高6年間のびのび過ごせる
…大学受験を目標としなくてよいため、第二外国語を学んだりと比較的自由な勉強ができます。
ただしこれは反面デメリットにもなりやすいところです。
お子様のタイプによって、ビシビシお尻を叩かないと怠けてしまうようなら危険かもしれません。
・新しい大学受験への対策に苦労せずにすむ
…皆様ご存知の通り、大学受験は2020年度より大きく改新される予定です。
もちろん進学校でも予備校でもそれに合わせた対策をとっていくでしょうが、
予測できない大きな波に飲み込まれずに済むというのは大きいかもしれません。
≪デメリット≫
・中学受験の段階で、ある程度の将来の選択肢が絞られる
…付属の大学に進む場合、その大学にある学部の中から進学先を選びます。
進みたい学部がない場合もあれば、成績が足りず希望する学部に進めない場合もあります。
・付属大学という保障があるため、勉強面で伸び悩む事も…
…大学受験という大きな目標がなく、ほとんどの生徒がエスカレーター式に付属大学に進む場合、
生徒側としては勉強に向かうモチベーションを失いがちです。
折角中学受験で培った土台も、その後生かされなければどんどん力は落ちていきます。
もし外部受験をする事になった場合、学力的に苦しむ事になります。
また、学校側としても、外部受験へのサポートが万全という学校はあまりないようです。
大学受験
≪メリット≫
・大学受験時の選択肢が多い
…大学を受けるにしても、一般入試、推薦入試、AO入試など様々な受け方があります。
また、大学以外の選択肢もあります。
付属大学をもたない中高一貫校のほとんどは、大学への進学実績を売りにしていると思いますが、
それだけ進学校と言われる学校では推薦も強く、6年間かけて入試への対策をしっかりしていきま
す。高2までに中学高校の学習内容を終わらせ、高3は入試対策、塾に通う必要はありません!と
謳う進学校も多く見られます。
・中学受験後の頑張りによって、さらに上が目指せる
…中学受験時の学力で全て決まってしまう大学付属校に対し、進学校の場合は入った後にビシバシ
しごいてもらう事でさらに上の大学を目指せます。
中学受験で揮わなかった場合でも、リベンジとして大学受験というチャンスがあると、
目的意識をもって6年間しっかり勉強に取り組むことができるでしょう。
≪デメリット≫
・2020年度からの大学受験大改革に対応しなければならない
…先程もお話ししましたが、現在の中学1年生より大学受験が大きく変わります。
これから中学受験をする皆さんは、ちょうど過渡期にあたる訳です。
蓋を開けてみないと分からない事だらけですが、そういった時期というのは入試も荒れがちです。
・大学受験という競争の中で、楽しい学校生活にならない事も…
…特に進学校ともなると、当然のように早慶マーチレベルを目指す、というような雰囲気がある学校
も。部活も早々と引退し、勉強漬けの青春時代では、思っていた学校生活と違う、というギャップ
に悩まされてしまうかもしれません。
それぞれにメリット・デメリットは当然ありますが、
どんな学校生活を送りたいか、どういう将来に向かいたいかという事を
なるべく具体的にイメージしてみて欲しいと思います。
その子の適性にもよりますし、
中学受験の段階で、受験生本人は正直そこまで考えていない事が多いかもしれません。
説明会での学校のスタンスや進学実績、授業のカリキュラムなどを参考になさってみて下さい。
迷ったらエース学院にお気軽にご相談下さい!
それでは朝晩冷え込みますので、くれぐれもお体にはお気を付け下さい。
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11月の<中学受験言葉のサプリ>
叱ってくれる先生を持つ。
誉めてくれる先生を持つ。
塾で子供たちを指導していると、一人一人に本当に良いところが有ることが分かります。それを私は心の底から認めています。その上で、ダメなものはダメ。
イイものはイイを伝えます。時には愛情をもって叱ります。
「怒るや怒る」ではなく叱る事が大事だと思います。時には子供からどうしたらいいか話し始めるのです。成長する瞬間に出会う訳です。
そして、その先生が「適切に誉める」先生だと子どもはぐんぐん伸びていくものです。私も含め当塾のスタッフ全員が「誉め育て」の学習法を毎日実践していきたいと思っています。
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