あけましておめでとうございます。
木曜日スタッフブログの関根です。
今年もよろしくお願いします。
早いもので2016年も、もう二週間が過ぎ去ってしまいました。そして、入試まで本当に残り僅かになりました。体調管理をしっかりして、気持ちを落ち着けて、慌てずいつもどおりに過ごしてください。
さて、今回の理科ブログは、「水」や「空気」の温度変化による性質です。
前回の理科ブログで、「空気」を暖めたときの体積の変化や、熱の伝わり方をご紹介しました。
空気は暖められると体積が増え、冷やされると体積が減ります。(因みに、暖められたとき体積が増すことを膨張といい、冷やされたとき体積が減ることを収縮といいます。)
また、空気は暖まると軽くなって上へあがり、冷えると重くなって下へおりてきます。このような暖まり方を「対流」といいました。
では、「水」を暖めるとどうなるでしょう。
水も空気同様、暖められると膨張し、冷やされると収縮します。そして、水も暖まると軽くなって上へあがり、冷えると重くなって下へおりてきます。つまり水の暖まり方も「対流」ということです。しかし、水は空気と比べると体積の変化が小さいので、空気のようにはっきりしません。また、空気の体積の変化は規則的ですが、水は規則的ではありません。
空気(というか気体)の体積は、温度が1℃上がるごとに1/273ずつ増加します。
一方で、水は温度の変化と体積の変化が比例せず、体積の変化が温度によって異なります。
また、0℃ではなく4℃のときの体積が最も小さく、温度がそれより下がっても上がっても体積は増えます。(水以外の液体は、水のように複雑な変化をせず、温度変化に対して一定の割合で体積が変化します。)
長々と書きましたが、要するに
・水も空気も暖められると体積が増え、冷やされると体積が減る
・暖まると軽くなり上へ、冷えると重くなり下へ
・このような熱の伝わり方を「対流」という
・(ただし空気と水でも違いはある)
ということです。理科は難しく考えすぎずに、単純な知識を骨組みとしてまず押さえて、そこにどんどん肉付けしていきましょう。
次回は「金属」の熱の伝わり方をご紹介しようと思います。
☆¢☆¢☆¢☆¢☆¢☆¢☆¢☆¢☆¢☆¢☆¢☆¢☆¢☆¢☆¢☆¢☆¢☆¢☆¢
1月の<中学受験言葉のサプリ>
今年一年、何を目指すのかしっかりと決めよう!
「目標を決めるのは自分です。」
横浜菊名の学習塾:【 国語力×誉め育て×勉強の仕方】=中学受験合格
コメントをお書きください