先日行われた全国小学生テストの結果が届き、個別面談が始まりました。
みなさんよく頑張ってくれて、日頃の努力が表れた結果でした。
先ず算数のテストについて。
しっかりと解けた問題は大丈夫だと思いますが、あともう一息の問題もあったかと思います。
大問の1と大問の2は必須ですが、大問3以降で解けるはずの問題で間違えたところ、
そここそもう一度見直しして欲しいと思います。
個人差もあるかと思いますが、難しすぎたという問題は置いておいても、
全体の正答率が50%~35%あたりの問題までは解けるようにしておきたいものです。
その上で、より難しい問題にチャレンジしてください。
見直し授業でも扱いましたが、家での復習でわからないところが出てきたら、
塾で聞くようにしてください。そのための個別指導です。
答えの出にくい問題が分かってくるのは楽しいものです。頑張りましょう。
次に国語について。
言語事項の問題については普段から読書をしている子が強いと思いました。
ちょっとした言葉や言い回しを知っています。
1つの結論として、やはり普段から読書量です。
何も難しいものを読む必要はありません。自分の語彙力にあった本の多読が有効です。
次に語彙力や読み進める力を読解に活かせる子は読みも必然的に良くなっていきます。
そこに答え方が明確に整理されると今回のテストで120点以上はとれている感じがしました。
答え方が明瞭に整理されているとは、問自体の読み方です。
読解問題は読書ではないですから、問題文だけ理解しても答えにはなりません。
問を正しく受け止めて答えることが求められます。
その問いの読み方がずさんだったり、あやふやだと答えにたどり着けません。
先ず、何を聞いている問なのかはっきりさせましょう。
何も難しい事ではありますせん。塾でも問がなにを聞いているのか整理するチェックなどを
日頃から実践してもらっています。簡単で効果があるから続けられる方法です。
テストはマークシート方式ですので、記述問題はありませんでしたが、
キーワードを特定していく力、心情の変化をまとめる力、説明文で結論をまとめる力、
そのあたりも夏のテストでは意識してもらいたいと思います。
理社は知識も大事ですが、それをもとに類推する力を試される問題がありました。
地理も歴史も暗記一辺倒でなく、つながりの理解が大事です。
つながり理解ができれば暗記に苦労しなくなります。
塾での授業はそのためのものですから、1回1回の授業を大事にしてください。
これはどこの学習塾でも同じことだと思います。
くれぐれもテストを乗り切るだけの丸暗記学習から卒業しましょう。
手元にテスト結果の帳票が届きますが、結果だけに一喜一憂するのではなく。
これからの勉強に上に書いた視点を参考に自分の勉強に役立てて下さい。
次回の統一テストは11月3日です。見直し勉強会では学習のヒントや勉強のしかたが満載です。
是非次のテストに向けて頑張ってください。
エース学院 個別指導クオリティ 塾長 北村
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